【ゲームレポート2025/4/13】第31節 vs 広島ドラゴンフライズ GAME2


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- 試合会場
- 広島サンプラザホール
- 公式入場者数
- 3,564名
スタッツ



ハイライト
試合後コメント
前田健滋朗HC
総括
昨日の悔しさ、改善点から今日の勝利に向かって全員で試合に挑んだんですけど、苦しい試合に最初特に1クォーターになってしまったんですけど、2~4クォーターと選手たちがカムバックしてくれて何とか食らいついていったんですけど、なかなか10点差からその先に行くことができず、最後は点差を縮められないまま試合が終わってしまったと思っています。
今日のゲームに関して、エバンス選手がプレーしたことで広島さんも昨日とはまったく違ったバスケットだったという中で、選手たちは非常にフィジカルさだったりとか、外国籍選手に対して守るようなシーンというのも非常に見られました。特に、日本人にステップアップされてしまった部分、中村選手や渡部選手、三谷選手にステップアップされてしまったことによって、今回の結果につながったかなと思っています。
チームとして改善する部分、1クォーターの部分はしっかりと改善しなければいけないと思っています。そして、2、3、4クォーターの部分に関しても、追い上げられそうな展開でカッティングだったりプットバックだったりトランジションだったり、イージーバスケットを日本人選手にスコアされたことによって縮めることができなかったので、そこに関しても改善点かなと思っています。
ただ、1クォーターで14点開いている状況から何とかゲームを戻そうと選手たちがプレーしてくれたことは非常にポジティブに捉えていますし、今後につながると思っています。
今回のゲームから、またさらにチームとして学んで改善して成長したいと思っています。再来週、また広島さんとは滋賀で試合をさせていただくので、その時にはまた違ったゲームに、そして滋賀の皆さんには勝利をしっかりと届けられるように頑張りたいと思っています。
Q.アウェーの中、かなり濃い応援が飛んでいた。どんな感想を持たれたか
滋賀のブースターさんは、今日こうやって広島まで駆けつけていただいて、本当に熱い応援、そして後押しをしていただきました。それが非常に自分たちの力になっています。今回こうやって広島に来させていただいて、ブースターさんたちに後押ししていただいたんですけれども、こういったのを毎アウェーごとに、そしてもちろんホームでも後押ししていただいている、そういったブースターさんたちなので、本当にこのBリーグの中でもスペシャルなブースターさんたちで、スペシャルな後押しをしていただいているというふうに思っています。
常田耕平選手
総括
ブロック(モータム)が出られなかったので、今まではブロックのアドバンテージがあったからそこの部分でズレができたり、みんながいいシュートを打てた部分がありましたけど、そこがなくなった時にガードのコントロールであったり、ウイング陣のクリエイト力というか、そういう部分が課題だなと思いました。
ただ、僕も含めこのブロックがいないという状況をいい経験と捉えて、ブロックが戻ってきた時によりいいバスケットボールができればいいと思うので、負けましたけど、負けたらで終わったら意味がないので、この負けから得られるものを、次にブロックが戻ってきた時にブロック頼りになってしまったら意味がないので、この負けからしっかり次の試合につなげていくことが必要かなと思いました。
Q.2試合ともモータム選手がいないことと、今日はエバンス選手が出てきたことで、試合の入りのアジャストに苦労していた。セカンドユニットとしてベンチから見て、コートに入る時にはどんなことを考えて入ったか
今の役割はセカンドで出ていく役割なので、いい時間帯から僕たちの時間帯になる時もありますし、悪い時間帯から僕たちの時間帯になるシチュエーションがあると思うので、僕一人だけの力でどうこうできることではないと思うので。今日の試合だったらTEEさん(田原)が一緒にハッスルしてくれましたし、ショーン(市岡)が入ってきてくれることによってすごくボールムーブも良くなりましたし、セカンドととしてもいいバスケットボールができていたと思うので。
もちろんファーストチームで出ているメンバーの難しさは外で見ていても感じているので、そことは別でセカンドはいつも通りのメンバーでやれていたので。僕というよりかは、今日はTEEさんとかショーンが一緒になて良い時間帯を作ってくれていたので。ブロックが戻ってきた時に同じようにできればチームとしてステップアップができると思います。本当に今日はTEEさんとショーンが一緒にやってくれたのが僕としては大きかったです。
Q.一番大きな穴は得点。どう積み上げるかは全員でカバーするところだったとと思うが、今日は常田選手が序盤から積極的に得点を重ねてカバーしたところが大きかった
ここ最近はずっとシュートタッチは良かったですけど、ここ最近は自分のところにシュートチャンスがあまりなかったので、その中でディフェンスで我慢しなければいけない部分もありましたけど、やっぱりオフェンスでも脅威にならないと出ている意味がないので。
今日のところはそこのところはファーストチームのところで少しアドバンテージを取られてしまったので、どう転ぼうとアグレッシブにやることがこの時間帯必要だと思っていました。それがいいシュートにもつながりましたし、まずは本当にキース(カミングス)とかが自分のことをよく見てくれていましたし、さっきも言ったように、ショーンが入ってきてすごくボールが回るようになって、その中で打てていたシュートだったので、チームで作り出したシュートを僕個人としては決めきれたのは良かったかなと思います。
本当にそういうシュートをどれだけ作れるかが、ブロックいるいない関係なしに必要だと思うので。いいシュートを打たせてくれたからいいタッチで打てたのかなと思います。
Q.今節の経験を次の長崎戦にどう活かしていきたいか
この試合でみんな感じたことを次の試合では修正すると思いますし、それも僕たちの仕事だし、スタッフ陣もそうだし、みんな個々もそうだと思うので、この負けからヘッドダウンするんではなくて、とにかく学び続ける、ステップアップし続けることが必要だと思います。
この負けを引きずるのではなく一つのステップアップの材料として捉えて、長崎戦は本当にタフな試合になると思うので、惜しいところで勝ててない試合も何試合かありますし、そういう部分も含めてアウェーですけど、しっかり勝つためにプレーしたいと思います。
長谷川比源選手
総括
相手にエバンス選手が帰ってきて、その中で自分たちがアグレッシブに1クォーターから主導権を取ってやっていこうというところで、1クォーターにあれだけ広島にランを作られてしまうと、それが結局2~4クォーターでカムバックしても、それがずっと響いてしまいました。出だしの部分で相手にいい流れを作らせてしまったことに関しては、個人としてもそうですし、チームとしてもそこが敗因だったかなと思っています。
個人としてスタートで出させてもらっている中で、ああやって相手に最初にランを作られてしまうことは、後から出るメンバーにも影響すると思うし、最初に出る5人はもっと自分たちがアグレッシブにやっていかなければいけなかったと思うので、本当にそこは申し訳ないなと思っています
Q.2クォーター以降はどうやり返してやろうと切り替えたか?
昨日と違って相手がエバンス選手中心のオフェンスになっていく中で、そこをみんなで守って、そこからリバウンドを取って走ることでペースを早く持っていこうとしていました。2~4クォーターはそれができたんですが、それを最初からやっていればまた違った展開になったと思うし、昨日に引き続いてターンオーバーの部分が大事なところでもそうですし、最初から出てしまったということが反省だと思います。昨日に引き続きそこを改善しようとしたんですけど、そこが修正できなかったというのが勝ちにつながらなかったかなと思います。
Q.2試合を振り返って、モータム選手を欠いての試合となる中で、自身はどのように考えて臨んでいたか?
GAME1に関してはブロックがいない中でもキース(カミングス)を3番(SFポジション)として出したくて、自分はブロックのような同じポジションの役割を求められていて、最初自分はいつも通りやったつもりだったんですけど、やっぱりオフェンスの部分で自分の中でフィニッシュが雑になったり、少し前のめりになりすぎていました。そこでキースが「自分のリズムでシュートを打て」と言ってくれて、後半に関してはそれをしっかり聞いて、自分の役割としてはブロックとの役割だったんですけど、アウトサイドだったり、カッティングだったり、ドライブだったりをする自分の強みを出すということを気持ちを切り替えました。
やっぱりブロックにはなれないし、自分の強みはまた違ったところだから、チームの決まりごとをやりつつ自分の強みを出してきたことによって後半は調子が上がってきたGAME1だったと思います。そこを前半からやっていれば昨日の試合も勝ち切れたと思うし、GAME2に関しては前半は自分でアタックしてフィニッシュという場面をすることができて、そこで次は3Pで点を取るといところでバランスよく昨日に比べてはフィールドゴールの確率も良かったし、チームから求められていることができたので、そこは個人としても全然満足はしていないですけど、良かったと思います。
Q.ドライブもいつも以上に積極的なように見えた
普段は自分のポジションでコーナーステイから始まることが多いですが、今回はハイポストでもらって自分がミスマッチだと思ったらアタックするということが求められていて、今日も出足でスコアすることとかができていたので、ブロックのようにじゃないですけど、自分がアタックしてフィニッシュしきることもできたと思います。次の課題としてはアタックした時に、GAME1では(相手が)寄ってきていた場面でも強引にフィニッシュまで行って落としてしまっていたので、そこで空いている選手にキックアウトができれば自分のアシストも増えてくるし、チームとしてボールムーブも良くなってくると思います。この2戦は自分の中ではブロックがいない中で普段と違うことをやったんですけど、GAME1からステップアップして、GAME2は自分のいいところを出せたので、本当にいい経験になった2試合でした。
Q.昨日の試合終了直後にコート上で常田選手から何か声をかけられていた
昨日のゲームに関しては自分たちが自滅して敗戦だったので、自分としてもかなり悔しい敗戦でした。個人としてもターンオーバーが多くて本当に迷惑をかけたし、今連敗している、かつブロックがいないという中で、自分が普段以上にステップアップが求められている試合で、そこでチームを勝たせられなかったという悔しさがあったのですが、その時に耕平さん(常田)から「まだ明日あるから切り替えていこう」と言われて、そういう会話でした。
Q."いい経験になった"この2試合をどう次の試合に活かしたいか
ブロックが次の試合に出るかはわからないですけど、もし出なかったとしたら今回の広島戦と同じような役割になると思います。そこはGAME2で修正できた部分は継続して、かつ自分がもっとドライブして、空いている味方にキックアウトとかできればもっとチームオフェンスは良くなるし、次もブロックが出なかったとしたらそういう部分をもっとフォーカスして、自分でいけるときは行くんですけど、無理だった時は冷静に状況判断のところをしっかりしたいです。
次のゲームは勝たないといけないと思っています。勝ってホームに戻りたいですし、アウェーでもブースターさんが来てくださっているので、ひとつ勝利を取って、来週末のアルバルクとのゲームにいい流れで入っていければいいと思います。