【ゲームレポート2025/2/8】第21節 vs シーホース三河


- 試合会場
- 滋賀ダイハツアリーナ
- 公式入場者数
- 3,853名
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スタッツ



ハイライト
試合後コメント
前田健滋朗HC
総括
非常に足元も悪く、アリーナに来ていただくのも簡単ではない状況の中で、たくさんの方々に来ていただいて後押ししていただいたことに非常に感謝しています。
試合に関しては、1クォーターのところはトランジションの部分で失点を重ねてしまったこと、3Qに関してはドリブルドライブやレイアップの形を数多く作られてしまい、それが失点につながった場面、そしてそれが外れても、オフェンスリバウンドをそのままプットバックで失点する場面、そこが非常に苦しい状況になって、今日の99点につながったと思っています。
最後、何個かリスクを取ってボールを奪いに行くことによって、おそらく7点ぐらいの失点はあったかなと思うんですけども、80点というところを基準に守っていくことが我々が唯一勝つ方法かなと思っています。そこに関しては今日十分ではなかったので、明日、今日の試合からしっかりステップアップしてそこの部分を改善し、明日4クォーター最後の部分まで競った展開を持っていって、最後勝ちのチャンスをつかめるようにやりたいと思います。
Q.第2クォーターで追い上げを図ったが、第3クォーターの入りで引き離されてしまった。どのようなところが要因だったと考えているか。
先ほどもお話しさせていただいた、簡単なレイアップにつながってしまったというところが全てだと思っています。
Q31得点を許したオーガスト選手に対する事前の対策はどう考えていたか
彼の部分はレイアップのところだと思っています。彼の得点の多くは、彼が自分からレイアップを取りに行く場面というよりかはチームメイトと協力して取る場面が多いというスカウティングでした。その部分でやられた部分もありますし、彼に簡単にドリブルドライブされた状況というのもありますし、ピックアンドロールからロブを上げられてダンクされた場面もあったと思っています。
あと何個かは彼にスティールされてトランションでレイアップになった。そしてうちがリスクを取って彼がダンクするような状況を作ってしまったというところが14分の14になったと思っています。正確ではないんですけども、おそらく後半10分の10ではないかなと。そこが全てだと思っていますし、もちろんスカウティングの部分でもっとしなきゃいけなかったところもありますし、スカウティング以前に、相手の誰がボールを持っていようがやらなきゃいけないことが不十分だったと思っています。
野本大智選手
総括
今日も天候が悪い中、たくさんの方に来ていただいて、本当にありがたいし、嬉しく思ってます。その中で勝てなかったことは本当に悔しいですし、早くファンの皆さんの期待に応えたいという一心です。
ミーティングの時にコーチからもあったんですけど、やっぱり三河さんはすごいタレントのあるチームだし、少しのズレだったりそういったものをしっかりついてくる。そういったズレだったりを僕らがところどころ見せてしまったことが、99点取られてしまった原因の一つだと思うし、やっぱり自分らが80点取っても、相手に100点取られてたら勝てないので、やっぱりどれだけ80点あたりに相手のオフェンスを抑えるかが明日のカギになるかなと思います。
Q.得点も入り流れに乗れている中で、ファールがかさんでしまった。
自分がファウルしてプレイングタイムを短くしたことは間違いないですし、やっぱりいらないファウルは減らしていかないといけないとは思っています。でも、今自分がやりたいことと、チームとして必要なこととして思っているのは、常に戦う姿勢、コーチの言葉でいうと戦う姿勢というのをすごく言われるんですけど、そういったのを見せ続けないといけない。そういった中で、少しファールになっても強く相手にプレッシャーをかけたりとか、当たりに行くことで、このくらいの強度でやるんだっていうのをチームメイトに見せたいし、そういったファウルもこの4つの中にいくつかあったと思うので、自分としてはコートに長く居たいという気持ちもありますけど、今チームとして必要なことはファウルを避けて上手くやろうとすることではなくて、自分からチームに守る姿勢とか、戦う姿勢を見せること。僕のやりたいこととしても、やっぱり先頭に立って見せたいし、今チームにとってはすごく必要なことなのかなと思います。別に僕がコートにいなくても点取れる選手はたくさんいますし、今はそう考えています。
Q.そういった思いは得点の積極性とも重なる部分はあるか
得点に関しては、特に外のシュートが入ってるというのは、他にも相手からしたら抑えなきゃいけないキーになる選手がいるので、僕のところが少し空くっていう中で決め切れている。そこが得点につながっていると思っています。そのこととディフェンスは全く違うと思っていて、ディフェンスは常にやらないといけないことだし、シュートは水物なので、入る時もあれば入らない時もありますけど、ディフェンスはやっぱり常にやり続けないといけない。なのでオフェンスとディフェンスは全然違うかなと僕は思います。
Q.自分がチームに見せるという思いはシーズン当初よりも強いか
そうですね。もちろん最初からできないといけないことではあったとは思いますけど、今のチームの結果だったり、あとは試合を通していく中で、自分自身が学んだことでもあります。もう過去を変えることはできないから、あの時ああしておけば良かったとか、1試合目からもっとハードにできたなとか考えてもしょうがないので、ここからあと20数試合をどれだけ自分が戦う姿勢っていうのをチームに見せられるかっていうことにフォーカスしています。
Q.後半戦に入り、迷いみたいなものが吹っ切れたように感じるが
今までもあまり迷っていたつもりはあんまりないんですけど、ここ数試合は特にシュートがよく入ってはいるので、そういったところから来てるのかなと思います。常にアグレッシブにプレーするとか、空いたらシュート狙うっていうことは常に思っているので、僕の中ではあまり何かを変えているつもりはないです。
ブロック・モータム選手
三河は良いチームだと思います。プレシーズンゲームでも対戦して素晴らしいチームだと思っていましたし、それも知っていて準備をしてきたつもりでした。ゲームの序盤は難しい展開になり、2クォーターで追いつくことができました。3クォーターでまた難しくなってしまったところで、そのまま試合が終わってしまった印象です。前田HCも言っていたように、彼らを80点くらいに抑えないと勝つのは難しいと思います。明日も新しい一日、新たな試合ということで、僕らもそういう思いで試合に臨めたらと思います。
Q.今シーズンは自身がリーグNo.1スコアラーになっているが、その状況をどう感じているか?
基本的に自分の役割や強みは得点だと思っています。自分の役割が点を取るということで、その役割を全うできているところには満足感はあります。ただ、嬉しい反面結果がついてきていない、試合に勝てていないというところで喜びが半減してしまう気持ちもあります。
Q.34歳でキャリアで最も良いパフォーマンスができているようにも見えるのでは?
34歳はもう年寄りですか?(笑)日本での3年の経験が大きくあると思います。3年目で日本のリーグを理解し出していると思います。ヨーロッパではもっと役割を全うすることを求められましたが、日本ではもう少し自由にやらせてもらえています。ヨーロッパより前にはNCAAの地区で得点王を取ったこともありますし、自分の得点力は一つの強みと思っている中で、日本で経験を詰みながらそれを発揮できるのは良いことだと思います。
一つは自分がオフェンスのキーポイントでもあるのでいろいろなディフェンスをされるというのがあります。いろいろなカバレッジを見たり、ダブルチームにこられたり、いろんな守り方をされた中でいかに点を取っていくのかを模索することも自分のチャレンジでもありますし、今後はそこを受けて立とうかなと思っているところでもあります。
Q.副キャプテンとしての役割はどう考えているか?
野本選手がキャプテンなので、できるだけサポートしたいと思っています。自分としては背中で引っ張るタイプなので、あまり声を大きく出すタイプではないと思いますし、ロッカーでスピーチするタイプでもないです。ただ、大切な場面ではしっかりと話すこともありますし、若い選手たちにアドバイスをすることもあると思います。自分のメインのモチベーションは野本選手をサポートすることだと思いますし、彼の判断や行動を後ろから支えていくのが役割だと思っています。
あとは若い選手が多い中で、自分の経験を伝えたいと思っていますし、一番大事なのは自信を持ってプレーすることなので、どれだけ彼らに自信を持たせられるかだと思っています。このコートで見える姿だけでなく、試合前に緊張している姿も見かけたりしますので、彼らにどれだけ自信を持たせられるか。自分は常にオープンなので、いつでもアドバイスを求めて欲しい、いつでも話しかけて欲しいという体勢で常にいるようにしています。
Q.野本選手もどちらかというと背中で引っ張るタイプでは?
皆さんが見ている場面では話さない印象を持たれているかもしれませんが、練習やロッカーではかなり声を出しているので、私は彼は発信をよくするタイプだと思っています。