今シーズン最初の公式戦「天皇杯」が9/22からスタート!
滋賀レイクスは9月22日~24日にかけて開催される「第99回 天皇杯 全日本バスケットボール選手権」の2次ラウンド(秋田会場)に出場する。
天皇杯とは、高校や大学、クラブチームといった各都道府県予選を勝ち上がってきた一般参加チームとB1~B3に所属するプロチームがトーナメント方式で日本一を決める歴史ある大会だ。レイクスを含むBクラブにとっては、この大会が今シーズン最初の公式戦となる。リーグ開幕直前のプレシーズン大詰めでありながら、真剣勝負が繰り広げられる。
滋賀レイクスの初戦の相手はB3の東京八王子ビートレインズ。注目は昨季レイクスにも所属し、主力故障離脱の間の短期契約でありながら29試合に出場したデイビッド・ドブラスだ。昨季B1でも平均9.4得点、6.1リバウンドという成績を残しているが、レイクスから東京八王子に移籍した後はB3で平均22分の出場で18.0得点と大黒柱の活躍ぶりを見せた。昨季のチームメートが6人残っているだけに〝ドブちゃん〟との対決は見どころであり勝負のポイントになるだろう。
ここを勝ち上がれば、次は岩手ビッグブルズ(B2)と秋田ノーザンハピネッツ(B1)の勝者との対戦。早くもB1クラブと公式戦で激突する可能性がある。両チームは直近の「東北カップ」に出場していたが、岩手は体調不良者が多発した関係でエントリー可能選手が要件を満たせずに出場辞退。そこから1週間も経っていないだけに今回は岩手にとって厳しい戦いとなりそうだ。一方、秋田はB1チャンピオンシップ出場へ向けて補強を敢行したが、熊谷航、赤穂雷太がアジア競技大会の日本代表に招集されて不在。それでも、昨季まで秋田のベースを作ってきた中山拓哉や古川孝敏らがチームを支えているため大崩れはない。「勝率8割」「B2優勝」という目標に向けた現在地を知るには申し分のない相手だろう。
最終日まで勝ち抜くと横浜ビー・コルセアーズ(B1)、神戸ストークス(B2)、立川ダイス(B3)、大東文化大学の勝者と当たる。神戸は直近の試合でB1の大阪エヴェッサを破っているが、やはり大本命は横浜BC。日本代表でもエース級の活躍を見せた河村勇輝を中心に、ジュロード・ユトフ(前京都ハンナリーズ)、ジョシュ・スコット(前宇都宮ブレックス)らB1で実績のある戦力を揃えた。レイクスからも杉浦佑成が移籍加入。昨季の天皇杯ベスト4でもあり、B1優勝争いの有力な一角にも数えられている。
一発勝負のトーナメントだけにどこが勝ち上がるかはわからないが、レイクスとしては開幕前にB1チームを相手にどこまで力を発揮できるかは、今シーズンの躍進を占うという意味で重要な意味を持つ大会となる。
全試合、日本バスケットボール協会(JBA)の公式YoutubeチャンネルでLIVE配信されるため、ぜひ会場だけでなく配信を通じてもご注目ください!
第99回 天皇杯 全日本バスケットボール選手権 試合日程
開催日 | 対 戦 | 開始時間 | LIVE配信 |
---|---|---|---|
9/22(金) | 東京八王子 | 10:00 | DAY1(9/22)LIVE配信 |
9/23(土) | 5回戦 | 14:00 | DAY2(9/23) LIVE配信 |
9/24(土) | 6回戦 | 14:00 | DAY3(9/24) LIVE配信 |
試合会場
大館市樹海体育館(タクミアリーナ)
=秋田県大館市
※トーナメント方式のため、勝利した場合のみ次の試合へ出場することが可能となります。
滋賀レイクス情報は公式SNSで配信中